こんにちは。ハワイ在住 フォトグラファーのマルです。
3ヶ月近く、家を空けていました。
昨年12月17日に家を出て、
東京 〜 プエルトリコ 〜 カリブ海クルーズ 〜 オランダ 〜 ベルギー 〜 イギリス 〜 アイスランド 〜 東京 〜 カンボジア と妙なコースどりで巡ってきました(仕事の絡みでこうなってしまった)。
カリブ海クルーズではそれだけで8カ国まわったので、今回の旅は全部で14カ国訪れてきました。しかも今回はアイスランドとカンボジア以外は初めて訪れた国なので、今まで僕が訪れた国は世界でちょうど60カ国になりました。
60カ国というのは一般的には多いような気がするけれど、世界には200近い国と地域があるようなので、そのまだ3分の1と考えると世界は広いです。実は南米やアフリカには一度も行ってないですしね。
さて、そんな旅をしている間に気がつけばハワイに移住してから4年が経っていました。ハワイに住んでいるんだなって感じる瞬間はその日常でもちろんあるのですが、長い旅からホノルル空港に着いて「ただいま!」って言った時こそ、「自分はハワイに住んでいるんだな」ってことを強く感じるわけです。
というわけで今回のブログタイトルの内容を書きたいと思います。
ちなみにハワイには3月2日に帰ってきていたのに、何で今回の内容のブログが今日までアップできなかったかというと
●家についてすぐハワイ島での仕事があり、そのままハワイ島に3日間行っていた
●そして家に帰ってきても、そこそこの仕事と留守していたがための膨大な事務処理があった
●そんなこんなをしているうちに、旅先では気が張っていて健康だったのに、家に帰ってきて気が抜けて風邪引くというよくあるパターンにはまった
という言い訳しつつ、本題に入ります。
長旅からハワイに戻り、いつの間にかハワイ移住4年を迎えていて、やっぱりハワイはいいなって思ったこと
世界にはいろいろ素敵な場所があると思いますが、しばらくハワイから離れ、そしてハワイに戻ってまず最初に感じることは 「やっぱりハワイは素晴らしい場所」ってことです。
どのくらい素晴らしいかというと、日本と同じくらいに素晴らしいです。
上記のように、僕はこれまで仕事とプライベートで60カ国を見て回って来ましたが、「住みたい」と思えるのはハワイと日本だけです。
ハワイに移住した日本人には2タイプの人がいます。
●昔からハワイが好きで、何とかハワイ移住を実現したいと行動して念願を叶えた人
●そんなにハワイに住みたかったわけではないけれど、何かきっかけがあってハワイに来た人
僕はどちらかというと後者の方。もちろん移住前にハワイには来たことがあったし、いいところだとは思っていました。けれど、移住したいとまでは思っていませんでした。
ところが移住して4年経ってみると、すっかり自分がハワイの虜に。
ハワイの何がよいのか? ここでまとめてみます。
1 ハワイの気候
これは鉄板ですね。年間通して暑いのに湿気が少ないため涼しさもある。台風やハリケーンもない。いろいろな場所を巡ってますが、やっぱりこんな場所は世界でも珍しい。世界中から移住者が集まるその最大の要因がこの気候なんだと思います。ついでに今頃は大変な人も多いですが、スギの花粉もないです。
2 海がきれいで山も近い。自然が豊富
ハワイの海の綺麗さはみなさんご存知かと思いますが、その裏には山が連なり緑が豊富。車で15分も走れば、大自然に身を投じることができる。やっぱり生活していてこれは和みます。
3 とはいえそれなりに街も充実
特に僕はホノルルの中でも人が多いワイキキに住んでいます。スーパーやデパートもたくさんあり、娯楽施設もそれなりに充実。いざとなればamazonもあるし不便なことはほとんどないです。
4 食が充実
日本の食材も何でも買えるし、日本食レストランも各ジャンル取り揃ってます。各国料理のレストランも美味しいところがたくさんある。そりゃ東京のような大都市と比べるとレパートリーは少なくなるけど、"島"と考えるとホノルルは食に関してかなり恵まれていると思います。
5 差別がない
ハワイは元々移民が多いので、人種差別を感じるシーンは少ないと思います。そもそも白人がここではマイノリティだし、というかこの島に関してはマジョリティないのです。だから僕は自分がアジア人、日本人であるために差別を受けた、と感じることは今まで一度もないです(鈍感なだけかもしれないけれど)。
6 社会システムがしっかりしている
これは差別がないという部分とつながることだけど、ここではいろいろな国から様々な文化的背景を持つ人が集まっています。そのため法律はもちろん社会的ルールがしっかりしていて、一般的な文化的社会常識があればすんなりと生活をスタートすることができます。日本みたいに「空気を読んで」「なぁなぁで」「暗黙の了解」みたいなものは多国籍、多文化だと通用しない場面が出てきてトラブルになるので大抵のルールはわかりやすく明示されています。「郷に入れば郷に従え」な部分ももちろんありますが、例えば発展途上国に移住するほどの"生活摩擦”はないと思います。
7 日本語でいろいろなサービスを受けられる
僕はオーストラリアに1年間住んでいたこともあり、多少の英語は話せます。でも契約が絡むような複雑なビジネス英会話はできません。普段はいい加減な英語で問題ないですが、生活をしていくとちゃんと把握していないとまずいな、というシーンがあります。例えば
●家探しなどの不動産の契約
●銀行
●会計士、税金関係、
●弁護士
●医療関係
などなど。これらお堅い内容を英語で完璧に理解するのはかなりハードルが高いですが、日本人の多いハワイには日本語で(というか日本人で)それらのサービスを展開してくれている方がたくさんいるので、問題なくサービスを受けることができます。英語が全くできない、という人でも大した苦労もなくハワイでの生活をスタートすることができるはず。世界でも日本語でこれだけ気軽にサービスが受けられる外国の都市はそんなにないでしょうし。
さてハワイがいいなと思うことについて一般的な視点で7つ書いて、だいぶ長くなってしまいました。ついでなので次回は「フォトグラファーとしてハワイに移住してよかったこと」を書きたいと思います。
MAHALO!
Photo & Text by TOMOHITO ISHI"MARU" 石丸智仁
※本記事の写真及び文章の転載は一切禁止です
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