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  • 執筆者の写真Aloha VIP Photo Tour

"禁断の島"ニイハウ島でダイビングしてきたよー

更新日:2018年5月29日

こんにちは。ハワイ在住 "水中" フォトグラファーのマルです。



皆さん、ハワイには人が住んでいる有人島はいくつあるか知っていますか?


まず最も日本人観光客が来るのはご存知オアフ島。そして日本からの直行便もあるハワイ島。


大きなリゾートがたくさんあるマウイ島も有名ですね。


さらにカウアイ島、ラナイ島、モロカイ島まで全ていえたらなかなかのハワイ通かと思います。


「より素朴なハワイが好き」という人は、上の3島を訪れたことがあるかもしれません。


基本的に観光で人々が訪れることができるのは、ここまであげた6つの島です。




しかしもう一つ、ハワイには人が住んでいる島があります。


それが禁断の島「ニイハウ島」です。


場所は ここ にあります。ハワイ諸島の一番西にある小さな島です。



なぜここが「禁断の島= Forbidden Island」と呼ばれているのか?


ウィキペディア日本版での説明を以下に抜粋します。


「ニイハウ島は、カウアイ島から南西27kmの位置にある。島は490万年前から活動した楯状火山であるがすでに活動は終え、山体は東側に大規模な地すべりで崩壊している。最高峰は標高390mのパニアウ山(Mauna Pānīʻau )。


1795年、カメハメハ1世によってハワイ王国が建国された後も、ニイハウ島は首長カウムアリイ (英語版)(Kaumualii)の統治下にあった。しかし、1810年にハワイ王国が遠征軍を派遣した結果、カウムアリイは降伏し、ニイハウ島はハワイ王国の一部となった。


1864年、スコットランド人のエリザベス・シンクレア(英語版)(Elizabeth Sinclair)夫人が、カメハメハ5世(1863年 - 1872年)からピアノ1台と 10,000ドルで、ニイハウ島を島民付きで買い取った。現在もシンクレア夫人の末裔である、ロビンソン一家がニイハウ島を所有している[1]。島に出入り出来るのは原則としてロビンソン一家とカウアイ郡の関係者だけで、一般人の出入りは難しいと言われている。現在では島の一部を散策できるツアーもあり、上陸については容易であるが、島民への接触は招待された者以外は認められていない。」


〜抜粋終わり〜



上記のような歴史的理由から、容易に立ち入ることのできない島なのです。そのために禁断の島と呼ばれています。


島の人口は200人程度。住民は英語ではなくハワイ語を話し、昔ながらの生活を送っているとのことです。


すごいですね。世界一の先進国であるアメリカの中にこんな場所が今も残されているとは、もう奇跡と言ってよいのではないでしょうか。


記述があるように現在では一部ニイハウ島を訪れるツアーもあります。


カウアイ島からヘリコプターで訪れて、島の一部に上陸するというものです。


これはロビンソン家が病院のない島民の緊急医療のためのヘリコプターを購入し、その維持費を賄うためにツアーを開始したとのこと。


ヘリコプターツアーなので高価で、また開催数も少ない。今でもなかなか行くチャンスのない場所ということには変わりありません。




ところが!


そんな謎めいた島、ニイハウ島の沿岸でスクーバダイビングができるという情報をキャッチ。


閉ざされた島の海はほとんど人が潜っていない、秘境の海なはず。


居てもたってもいられず、行ってきましたよ!



定期的に行われているニイハウ島のダイビングツアー

実はニイハウ島へのダイビングツアーは定期的に行われています。


今回利用したダイビングサービス SEASPORT DIVERS さんでは、火曜日と金曜日に ニイハウダイビンツアー を開催しています。


但しシーズンは限られており、この海域が安定する4月〜10月くらいのみとなっています。


ニイハウダイビングツアーと言っても、ニイハウ島には上陸しません。上陸せずに島沿岸の海を潜ります。


ツアーの出発はカウアイ島西側にあるPoipuという街の小さな港。


ダイビングサービスもこの近くにあり、当日は朝6時に集合となります。


チェックインするときはまだ周囲は暗かったです。


 ニイハウダイビングで使われるダイビングボート。ハワイのダイビング用ボートとしては大きな部類だと思う (Photo/Tomohito Ishimaru)
ニイハウダイビングで使われるダイビングボート。ハワイのダイビング用ボートとしては大きな部類だと思う (Photo/Tomohito Ishimaru)

ニイハウ島まではボートで片道2時間半!


こんなにボートに乗っている時間が長い日帰りダイビングは、オーストラリアのグレートバリアリーフや、


フィリピンのセブからバリカサグ島とか行って以来じゃないかな。


お客さんは15人程度。ローカルもいたけどアメリカ本土からのツーリストが多かったです。




この日は比較的海峡が安定していたので、快適なクルージングでした。


ボートはそこそこ広いので割とくつろげます。朝早い分、ボートで爆睡すれば意外とすぐ着いちゃいますね。


あ、トイレも付いていますよ。




そんなこんなでニイハウ島が近づいてきます。


こちらが禁断の島。人影はおろか建物も見えず(Photo/Tomohito Ishimaru)
こちらが禁断の島。人影はおろか建物も見えず(Photo/Tomohito Ishimaru)

島自体はカウアイ島を出てすぐに見えるんですけどね。


予想通りというか、人影は見えません。周囲にボートもいないです。


いやー、ついに来たな〜!


島に到着したのは9時半ごろ。ブリーフィングが終わって、いよいよ1本目のダイビング。


ニイハウダイビングは1日3ダイブが基本。


1本目はLeahua Is.というポイントでいざダイブ!


 (Photo/Tomohito Ishimaru)
(Photo/Tomohito Ishimaru)

海中に身を投げると、透明度30メートル超えのスーパーブルー。


さすが秘境の海だわ〜。




さて肝心の海中の様子はCMの後で、じゃなくて次回に続きます(笑)



【Maru's Star RATE】


フォトジェニック度 ★★★★★


抜けるような水中のブルーにびびった度 ★★★★


ローカル度 ★★★★★




Photo &Text by TOMOHITO ISHI"MARU" 石丸智仁

※本記事の写真及び文章の転載は一切禁止です




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