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ハワイ発 旅グラファー@バルセロナの市場にて思う

最終更新: 2018年5月16日

こんにちは。ハワイ在住フォトグラファーのマル(TOMOHITO ISHIMARU)です。



今、ヨーロッパを巡る三週間の旅に来ています。


毎日出歩いていて、すっかりブログが滞ってしまいました。


旅はやっぱりいいものですね。「見知らぬ土地を訪れて見聞を広める」というのは旅の醍醐味の最たるもの。見たことのないもの、味わったことのないものを体験できることはこの上なくエキサイティングなことです。


今回はヨーロッパ4カ国10都市を訪れていますが、その多くが行ったことのないところばかりでして、連日この旅の醍醐味を味わっています。


もちろんその他にも旅にはたくさんの楽しさがあります。その中で今回は旅をして「初心に帰る」ことを感じることが度々で、今回はその事例を書こうかなと思います。




バルセロナの観光客が集まるランブラス通り(PHOTO/Tomohito Ishimaru)



旧市街の路地。もうただ撮るだけで雰囲気出ちゃいます(PHOTO/Tomohito Ishimaru)




バルセロナの二つの市場を訪れてみた

今現在、旅はその後半に差し掛かっていて僕はバルセロナにいます。


バルセロナには一週間滞在しますが、昨日は街中にある二つの市場に行ってみました。


ひとつは「Mercado de La Boqueria」という市場。日本のガイドブックの表記ではボケリア市場と書かれていることが多いようです。ボケリアとは「胃袋」という意味だそうで、文字通り庶民の胃袋を満たしてきたこの界隈では一番古い市場です。


観光の中心となるランブラス通りからすぐ近くにあり、観光客にも人気の市場ですが、ここは屋根こそあるものの、周囲は覆われているわけではないので、空調もなくてとにかく暑い。訪れる人のその半分以上は観光客ですが、その熱気がすごいわけです。


バルセロナにはご存知サグラダファミリア教会を始めたくさんの見所がありますが、ここはぜひ行ってもらいたい場所です。ざっと雰囲気のわかる写真を並べますね。どれも仕事モードではないスナップなんですが。




(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

(PHOTO/Tomohito Ishimaru)


(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

とにかく有名な市場だけに人が多く活気があって、そして何より


市場のアイテムたちがカラフル!!!


僕も仕事で世界中さまざまな市場を訪れて撮影をする機会がありましたが、こんなに色彩の溢れる市場は初めて。。。


フォトジェニックなシーンがいたるところに転がってて、インスタグラマーさんには最高のスポットなんじゃないかな。実際にカラフルなジュース売りや飴売りのコーナーでポーズをとって、友人あるいは彼氏に何度も写真を撮らせているそれっぽい女子がたくさんいました。


もちろん観光客向けの店ばかりではなくて、肉、魚、青果屋さんも並んでいて通常の市場としての機能も果たしています。


そして市場の各所にあるバル。これがいい感じで。Tapa(小料理)を頼んで、昼間からビールやらカバやらを飲んでもう、最高でしたね。



ぎゅうぎゅうに座る(PHOTO/Tomohito Ishimaru)


狭い厨房に男料理人がひしめく(PHOTO/Tomohito Ishimaru)


焼き物、揚げ物もうまい(PHOTO/Tomohito Ishimaru)


賑わいまくるカウンター(PHOTO/Tomohito Ishimaru)

ハイ、バルには二日間行ってしまいました。


まぁこんな感じでがっつりこの市場を堪能したわけですが、その後知り合ったとあるバルセロナっ子に言わせると「あそこは観光客でごった返していて、地元の人は行かないよ。買い物するならそこから近い場所にあるサンタ・カテリーナ市場がおすすめ。そこは新しくて設備がしっかりしてて通路の道幅も広いから買い物もしやすいし」とのこと。。。


なるほどそうか。地元の人が推す市場。確かにそれは気になるわけです。


そんなわけでそちらにも行ってみました。


その市場は「サンタ・カテリーナ市場」。これも街の中心地にあります。調べると修道院の跡地に建てられた(その修道院の名前がサンタ・カテリーナ修道院だったそう)市場で、そしてまた同じように歴史があり、先の市場の次にバルセロナの中では古い市場なわけです。古いのですが、ここは2005年に大改装されて市場全体が屋根に覆われており、周囲もまた開放的雰囲気ではあるもののガラスに覆われています。改装にあたっては現代のガウディとも呼ばれる有名な建築家がデザインを担当したそうで、外観もこんな感じでシャレてます。



(PHOTO/Tomohito Ishimaru)


中に入るとこんな感じです。



(PHOTO/Tomohito Ishimaru)


(PHOTO/Tomohito Ishimaru)


まず入って気がつくのは空調がしっかり効いていて快適なこと。今のバルセロナは東京の夏のように蒸し暑いのでこれはありがたい。そしてご覧のように道幅が広くて歩きやすく、商品も見やすい。照明も明るくて全体がなんだかキラキラしてます。人も少なくて、なるほどもし僕がバルセロナに住んでいたら絶対こっちで買い物するなと思った次第です。


ところが、イチ観光客からすればなんだか物足りないのです。もちろんこちらにも同じように観光客向けのお店はいくつもあります。バルもあるのです。


でも


人が少なくて歩きやすい 市場的な活気ある雰囲気が楽しめない


道幅が広く環境も綺麗 → 市場というよりなんだかデパ地下みたい


バルはぎゅうぎゅうではなくてゆっくり料理が楽しめる → おしゃれカフェにいるのと変わらない


という感じで、地元民にとってはメリットになるこれらの点が、イチ観光客の自分からしたらその全てが逆効果。魅力を損なう要因に感じられたのです。


観光業に携わる者として、ここで自分を戒めてみる


僕はフォトグラファーなので、基本的には出版業界、メディア業界の人間です。


でもハワイでその活動をする限り、観光業界の人間でもあると思っています。僕の仕事の半分は、日本のメディア(雑誌や書籍、広告)の撮影なのですが、そのほとんどは突き詰めればハワイの魅力を伝えることを命題としており、つまるところそれは日本からたくさんの観光客の皆さんにハワイに来てもらうためのものなのです。


また自分はハワイを訪れる写真好きな一般観光客を対象とした


アロハフォトアカデミー&ツアーズ apat-hawaii.com/


というツアーを時々開催していることもあるため、その意識は他のフォトグラファーさんに比べるとより強いかもしれません。


そんな自分が今回二つの市場を訪れた時に感じたことです。


ハワイの市場として観光客の皆さんに一番のおなじみは間違いなく「KCCファーマーズマーケット」でしょう。ダイヤモンドヘッド近くのカピオラニコミュニティカレッジ(KCC)で行われています。週に二回開催されていますが、特に朝市である土曜日には、たくさんの観光バス、JTBやHISのトロリーなどで多くの観光客が訪れています。もちろん雑誌の仕事で僕も何度も撮影してもいます。


出先でストックがなくて自分の写真で紹介できないので、Yelpのリンクを貼っておきます。


Yelp


規模も大きくて観光客向けのベンダーが並び、ワイキキから近いこともあって楽しいところです。でもローカルからすると、混んでいるし(駐車場に車を停めるのもひと苦労)、観光客向けの商品も特に必要ないしで、ここを普段使いの買い物の場として使うのは効率の良いことではありません。


ハワイに住んでいると日本から訪れてくる知人に、どこかよい場所はないかとおすすめを聞かれます。そしてこのKCCもよく話題にのぼります。


そこでついつい、こう宣ってしまうのです。


「あそこはローカルの人は行かないよ」


って。人が多すぎて買い物しずらいし、高いし、、という感じで。


何度も聞かれると、なんとなく同じ答えをするのも芸がないような気もするし、親切心からか、いや自分はもっといろんなファーマーズマーケット知ってるぞってことを少しアピールしたい心理もあるのかもしれませんが、つい他の自分がよく行くファーマーズマーケットを推してしまいます。ローカルなんだからいろいろ知っていて当たり前なのだけど。


でも今回、バルセロナの市場を見て初心に帰れました。


観光客が集まる市場には、それなりの理由があるわけで、混んでいようが、多少価格が高かろうが、買いもしづらかろうが、一番賑わっている市場が楽しいに決まっているんです。


だから今後もし聞かれたら、KCCは楽しいよ! って言おうと思いました!!!


って長々書いてきて、実は大したこと書いてないなって気がついたんですが(汗)


他にも今回の旅で観光業界人として気づかされることがいくつかあって、


要するに


「旅は初心に帰れる」 


ってことで、そんなこんなを考えつつ旅しています。




明日は今回の旅の最後の地、イタリアのフィレンツェに向かいます。




Photo &Text by TOMOHITO ISHI"MARU" 石丸智仁

※本記事の写真及び文章の転載は一切禁止です




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