こんにちは。ハワイ在住"水中" フォトグラファーのマルです。
僕は東京にいた頃はダイビング雑誌のカメラマンをしていたので、取材でいろいろな海に行きました。
当時から憧れていたのがハワイ島のナイトマンタのダイビングです。
ハワイのダイビングは「ナイトマンタ」というほど日本のダイバーの間では知れ渡っているもの。
いつかはと思っていましたが昨年の夏、ようやく機会が訪れてナイトマンタのダイビングをすることができました。
結論から言うと、ナイトマンタは一度は見に行くべきかなと。
夜、水の中を照明で照らすとプランクトンが大量に集まってきます。これを食べにマンタが集まってくるわけです。大きな口を開けて吸い込むようにして食べるのだけど、上に下に横にかなりのスピードで泳ぎます。
3mはあろうかというマンタが何匹も目の前でぐるぐると回る様は圧巻の一言。
目の前って単なる字面ではなく、本当に目の前で、もうマンタのヒレが頬をかすめるほど。実際に何度か頭を叩かれました。
憧れのマンタ様の往復ビンタも夢ではないかもしれません。
まぁ言ってみれば餌付けの一種で自然のものではないのだけど、ひとつのショーとしてみてもこれはなかなかのものです。
ハワイ島のナイトマンタは僕がダイビングを始めた25年前(ゲ、四半世紀!)から有名だったので、もうかなりの歴史があります。
さまざまな会社がナイトマンタを見るためのツアーを出していて、僕はスクーバダイビンで見ましたが、スノーケリングで見ることもできます。
僕が潜っている時も水面に結構な数のスノーケラーがいました。
でもはっきり言ってできたらスクーバダイビングでみて欲しいものです。
数メートル上から覗いて見るのと、目の前数センチをマンタがかすめるのとでは迫力が断然違います。当たり前だけど。
昨年の夏、ナイトマンタを潜ったのは動画撮影のためでした。
なのでここに挙げた写真は実は写真として撮ったものではなく、実は動画から切り出した一枚です。
4Kで撮影したので動画の一コマを切り出しても普通に写真として使えます。
でも動画のため水中フラッシュではなく水中ビデオライトで撮影したため、マンタがぶれています。
ただ、フラッシュを使わないで撮ったためにナイトマンタを彩る周囲の照明も再現できて、臨場感はこのほうが出たかな。
最近はデジカメの感度が上がっているので、フラッシュではなく水中ライトで撮る人も増えている模様。
機材の進歩とともに水中撮影手法も着実に変化してきてます。
Photo & Text by TOMOHITO ISHI"MARU" 石丸智仁
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