こんにちは。ハワイ在住フォトグラファーのマルです。
ハワイのカメラマンというと、普段どのような写真を撮っていると思われますか?
風景だったり、ウエディングだったり、モデル撮影だったり。
もちろんカメラマンによって異なるとは思いますが。
僕はハワイのカメラマンの中でもかなり仕事の範囲が広いと思います。
元々雑誌撮影をメインに仕事をしていると、いろいろな撮影をこなさなければなりません。
女性モデル、服やアクセサリーなどの商品、ハワイの風景、アクティビティ、イベント、フードの撮影等々。
加えて自分は水中撮影もするしドローンも飛ばすので、陸海空の独り自衛隊状態。
落ち着きがないといえばそうなんですが、あれこれ色々な仕事をすることが楽しい性分なのです。
ジャンルが広がると機材代がかさむのが難ですが。。。
マリオンクレープさんの広告用写真撮影
今日は普段の撮影風景を紹介したいと思います。
ハワイの仕事で多いのはお店の撮影。現場に行って、現場で料理や小物、服などなど様々な商品を撮影します。
その多くは雑誌の特集で紹介される記事のための撮影ですが、今回はお店さんから直接の依頼で、広告用の写真を撮影することになりました。
クライアントは「マリオンクレープ」さんです。日本初のクレープ屋さんで創業は1976年とのこと。
マリオンクレープといえば原宿! なイメージですが、日本全国、直営店だけで80店舗。フランチャイズを含めると100店舗以上あるそうです。誰でも一度は食べたことあるんじゃないかな。
そんなマリオンクレープさんが、ハワイに進出しています。
昨年、アラモアナセンターのシロキヤジャパンヴィレッジに入ったのが最初。さらに今月末には話題のワイキキ横丁に2号店をオープン予定。
そして4月にはロサンゼルスにて店舗をオープンするそうです。
そのための広告用の商品撮影をすることになりました。
ロサンゼルスでは店舗工事現場を覆う壁に商品写真をドーンと掲載するとのこと。
写真は数メートルの大きさになるのでなかなかに気を使う撮影になりそうです。
とはいえ、日本の広告撮影のようにキッチンスタジオなどありませんので、
当然のごとくクレープを作る店舗での撮影になります。
クレープは生クリームやアイスクリームを使うので、時間が経つとどんどん溶けてしまいます。なので撮影はスピードが大切。作っては撮り、作っては撮りの連携プレーです。
でもクレープ自体はフォトジェニックなので、絵作りはしやすいし撮っていて楽しい。3時間くらい撮影しましたが、あっという間でした。
撮影終了時はランチタイムに差し掛かっていました。
「何か食べられますか?」との優しいお声がけにいただいたのが上の写真の「ツナ&チーズ」のクレープ。
僕は甘いものが大好きなので、クレープは普段は必ず甘いものを食べます。
が、せっかくなんで初めて食事系クレープに挑戦。
これが美味い〜。ハワイのマリオンクレープさんは、カット野菜やカットフルーツを使わず、全て店舗でカットした新鮮な具材を使っています。なのでレタスもシャキシャキ。
それに見た目以上にボリュームもあってお腹いっぱいになりました。食事系クレープ全然アリなんですね。今日の発見でした(笑)。
ハワイにもクレープ屋さんはたくさんあるけれど、マリオンクレープさんはさすが安定のジャパンクオリティ。
一号店はすでにハワイローカルにもかなり受け入れられています。
ワイキキ横丁店、そしてロサンゼルス店とぜひ成功してもらって、日本のクレープが世界に羽ばたいていって欲しいですね。
【Maru's Star RATE】
フォトジェニック度 ★★★★
現場の冷房効きすぎ度 ★★★★★
社長夫妻が撮影立会いで恐縮した度 ★★★★
Photo & Text by TOMOHITO ISHI"MARU" 石丸智仁
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